カイロプラクティック
カイロプラクティックって?
茨田大宮整骨院院長の平岡です。今回はホームページがリニューアルしたことあり、改めて【カイロプラクティック】の説明をさせていただこうと思います。
【カイロプラクティック】は、背骨矯正や骨盤矯正、または姿勢矯正、姿勢調整など【姿勢を改善する施術】という印象が強いかもしれません。おおよそ間違いではありませんが、当院での根本の目的は、【カイロプラクティック】は、背骨や骨盤の歪み(サブラクセーション)が【神経機能に影響】を与え、様々な症状や不調を引き起こすという考えに基づいて、治療に取り組んでおります。
そのため、姿勢不良を正すというよりは、姿勢不良によって引きおこる様々な疾患や症状を改善することが目的になります。
背骨や骨盤の歪みからカイロプラクティックの観点で考えられる病名や原因
考えられる病名・症状(直接的な原因というより、関連する不調として):
- 腰痛: 椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛など。
- 肩こり: 首や背中の歪みが原因で肩の筋肉に負担がかかる。
- 神経痛: 坐骨神経痛など、神経の圧迫や刺激による痛みやしびれ。
- 頭痛・片頭痛: 首の歪みが神経や血管に影響を与える可能性。
- 自律神経失調症: 背骨の歪みが自律神経の働きに影響を与える可能性。
- 姿勢の不良: 猫背、O脚、X脚など。
- 脊柱側弯症: 先天性の場合もあるが、後天的に生活習慣や筋肉のアンバランスで進行することがある。
- その他: めまい、耳鳴り、内臓機能の不調(神経伝達の阻害による)、慢性疲労など、多岐にわたる症状が関連付けられることがあります。
考えられる原因:
- 不良姿勢: 長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用、猫背など。
- 体の使い方や動作の癖: 片側に偏った姿勢、特定の動作の繰り返し。
- 外傷: 転倒、交通事故、スポーツ中の怪我など。
- 筋力低下・筋力アンバランス: 特定の筋肉の弱化や過緊張。
- 柔軟性の低下: 関節や筋肉の硬さ。
- 過度のストレス: 精神的なストレスが体の緊張を引き起こす。
- 妊娠・出産: 骨盤の緩みや不安定性。
- 加齢: 椎間板の変性など、加齢による体の変化。
- 内臓の問題: 内臓機能の不調が、関連する脊椎に影響を及ぼすこともあります。
具体的な治療内容
カイロプラクティックの主な治療は、手技による「アジャストメント(矯正)」です。これは、関節の機能障害(サブラクセーション)を特定し、その正常な動きを取り戻すことを目的とします。
具体的な手技:
- 脊椎矯正: 徒手的に、または器具を用いて、背骨の関節の動きを改善します。
- 骨盤矯正: 仙腸関節などの骨盤の関節の動きを調整します。
- 四肢関節の調整: 必要に応じて、肩、肘、膝、足首などの関節も調整します。
運動療法・ストレッチなど:
カイロプラクティックでは、矯正だけでなく、症状の根本改善と再発防止のために、患者自身が行う運動療法やストレッチ、生活習慣の改善指導も重要視しています。
- ストレッチ:
- 膝を抱えるストレッチ: 仰向けに寝て両膝を抱え、胸に引き寄せる。腰のリラックスと背骨の柔軟性向上。
- 体側部のストレッチ: 仰向けで両膝を立て、両手を広げ、膝を左右にゆっくり倒す。骨盤や体幹の柔軟性向上。
- 梨状筋ストレッチ: 仰向けで片足をもう片方の膝に乗せ、太ももを胸に引き寄せる。坐骨神経痛の緩和。
- ハムストリングストレッチ: 床に座って片足を伸ばし、つま先に向かって上体を倒す。太ももの裏の柔軟性向上。
- 脊柱起立筋ストレッチ: 仰向けで両膝を抱え込み、胸に引き寄せる。背中全体の柔軟性向上。
- キャットバック(猫と犬のポーズ): 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりする。背骨の柔軟性向上。
- 運動療法(筋力強化、体幹トレーニングなど):
- サイドプランク: 体幹の安定性を高める。
- 体幹の対角エクササイズ: 四つん這いで右手と左足を同時に伸ばすなど、体幹と手足の連動性を高める。
- 腹式呼吸: 姿勢の改善、体幹の安定化に繋がる。
- コアコンディショニング: ストレッチポールなどを用いて、身体の中心軸を整える。
- EMS(電気刺激): 慢性的な痛みやコリの緩和。
- 姿勢指導: 正しい座り方、立ち方、物の持ち上げ方などの指導。
- 生活習慣の改善: 食事、睡眠、ストレス管理に関するアドバイス。
治療計画と期間
カイロプラクティックの治療計画と期間は、症状の程度、慢性化の度合い、患者の年齢や健康状態によって大きく異なります。一般的には、以下の段階で進めます。
- 集中治療期(急性期・初期):
- 目的: 痛みの緩和、症状の改善、関節の機能回復。
- 頻度: 週に2~3回程度。
- 期間: 数週間~1ヶ月程度。症状が強い場合は、より頻繁な来院が必要となることもあります。
- 内容: 主にアジャストメントを行い、関節の動きを正常化し、神経の働きを改善します。
- 回復期(安定期):
- 目的: 症状の安定化、神経機能のさらなる改善、再発防止のための体の土台作り。
- 頻度: 1~2週間に1回程度。
- 期間: 2~3ヶ月程度。
- 内容: アジャストメントの頻度を減らしつつ、症状の経過を見ながら、運動療法やストレッチの指導を本格的に開始します。患者自身がセルフケアを行うことで、改善を促進します。
- メンテナンス期(予防期):
- 目的: 良い状態の維持、症状の再発予防、健康増進。
- 頻度: 月に1回~数ヶ月に1回程度。
- 期間: 数ヶ月~一生涯。
- 内容: 定期的なアジャストメントで体の状態をチェックし、必要に応じて調整します。継続的な運動やストレッチ、生活習慣の改善をサポートし、健康的な状態を維持することを目指します。
補足:
- 初診時には、問診、視診、触診、姿勢分析、整形外科的検査、神経学的検査などを行い、患者の状態を詳しく評価し、個別の治療計画が立てられます。
- 当院では、視覚的な歪みよりも関節の機能障害に着目します。
- 「症状がなくなったから終わり」ではなく、根本的な改善と再発予防のためには、一定期間の継続的なケアが推奨しています。
